天皇賞春データ/2006年第133回天皇賞

天皇賞春

2006年4月30日3回京都4日　
第133回天皇賞春（G1）京都芝3200m　4歳上　指定

天皇賞春データ分析

天皇賞は年に2回行われる競走です。
天皇賞春は知ってのとおり京都競馬場で施行される最強ステイヤー決定戦。
過去10年では、菊花賞連対馬が7頭も連対するほど、菊花賞との関連が強い。

今年はディープインパクト、デルタブルース、ファストタテヤマ
リンカーンと4頭の菊花賞連対馬がいますし、昨年天皇賞春の2・3着馬、
一昨年の3着馬もいて、ディープインパクト以外も楽しみなメンバーが揃いましたね。

では、過去10年のデータを見ていきます。
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天皇賞春/人気別データ
1番人気(3-2-2-3)
2番人気(3-0-3-4)
3番人気(1-4-1-4)
4番人気(0-1-2-7)
5番人気(0-0-2-8)
6番人気(0-0-0-10)
7〜9番人気(1-1-0-28)
10番人気以下(2-2-0-53)


天皇賞春の馬連・3連複
(1着人気-2着人気-3着人気)
1996年/1210円(3-1-4)
1997年/440円(2-1-3)
1998年/4770円(2-10-5)
1999年/430円(1-3-2)
2000年/290円(1-3-2)
2001年/500円(1-3-2)
2002年/500円(2-3-1)
2003年/16490円・12300円(7-8-1)
2004年/36680円・211160円(10-4-5)
2005年/85020円・225950円(13-14-4)

単勝オッズ
100倍以上(0-0-0-39)

人気・配当
以前は堅い決着が多い天皇賞春でしたが、ここ3年は大波乱の連続。
7番人気以下の連対が多く高配当となっている。

人気薄でも3000m以上の長距離実績のある馬は注意が必要。
しかし、単勝100倍以上の超人気薄は来ない。




天皇賞春/馬齢別データ
4歳(6-4-3-41) 勝率11.1% 連対率18.5% 複勝率24.1%
5歳(4-4-6-33) 勝率8.5% 連対率17.0% 複勝率29.8%
6歳(0-1-1-25) 勝率0% 連対率3.7% 複勝率7.4%
7歳以上(0-1-0-18) 勝率0% 連対率5.3% 複勝率5.3%

馬齢
3着以内30頭中27頭が4歳と5歳と好成績。
6歳以上は過去10年で2頭しか連対がなく苦戦傾向。




天皇賞春/所属別データ
美浦(3-2-3-32) 勝率7.5% 連対率12.5% 複勝率20.0%
栗東(7-8-7-84) 勝率6.6% 連対率14.2% 複勝率20.8%

所属
栗東（関西馬）が活躍している。
今年は美浦（関東馬）の出走はないが、横山典、蛯名騎手の騎乗馬に注目。

※横山典（2-1-2-3）、蛯名（1-0-1-4）




天皇賞春/枠別データ
1枠(2-0-0-13)
2枠(1-2-0-12)
3枠(2-0-0-14)
4枠(2-1-1-12)
5枠(2-1-2-14)
6枠(1-2-3-14)
7枠(0-2-2-19)
8枠(0-2-2-19)

枠
枠による有利不利もないし、データもそれほど傾向はない。
気にする必要はなさそう。





天皇賞春/脚質別連対回数
逃げ(1回)
先行(8回)
差し(11回)
追込み(0回)

脚質
追い込み馬は不振。
先行差し馬で決まることが多い。

京都外回りに実績がある馬には注目したい。





天皇賞春/血統データ
父系
ターントゥ系(4-5-4-46)
ノーザンダンサー系(4-3-0-31)
ナスルーラ系(1-2-0-28)
ネイティヴダンサー系(0-0-0-4)
その他(1-0-6-5)

母父系
ナスルーラ系(4-1-2-34)
ノーザンダンサー系(2-3-3-32)
ターントゥ系(1-0-1-4)
ネイティヴダンサー系(1-4-3-7)
その他(1-1-1-31)

血統
父系ではサンデーサイレンスやブライアンズタイムなどのターントゥ系が
良い成績となっている。

母父系では、その他に属する血統はやや苦戦傾向。
今回はファストタテヤマ、ブルートルネード、マーブルチーフ
マッキーマックスがその他に該当する。





天皇賞春/その他データ
京都外回りを得意とする出走馬
　↓
アイポッパー(4-2-1-0)
オースミグラスワン(2-2-0-0)
ナリタセンチュリー(4-1-2-3)
リンカーン(1-3-0-2)


騎手別長距離データ
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【前走】

天皇賞春/前走別データ
重賞(9-9-10-81)
├阪神大賞典(4-5-5-31)
├産経大阪杯(2-0-1-19)
├日経賞(1-3-3-25)
└京都記念(0-0-1-3)

OP特別(1-1-0-21)
└大阪ハンブルクC(1-1-0-5)

条件戦(0-0-0-6)
└サンシャインS(なし)



天皇賞春/前走着順別データ
1着(5-4-7-25)
2着(1-4-1-17)
3着(1-0-2-18)
4着(1-1-0-12)
5着(0-0-0-12)
6〜9着(2-0-0-19)
10着以下(0-1-0-14)



天皇賞春/前走着差データ
負け1.0秒以上(1-0-0-33)



天皇賞春/前走人気データ
1番人気(5-4-8-18)
2〜5番人気(3-5-2-65)
6〜9番人気(2-1-0-25)
10番人気以下(0-0-0-9)



天皇賞春/間隔データ
連闘・中1週(0-0-0-11)
中2週(1-1-0-20)
中3週(2-0-1-17)
中4週〜中8週(7-8-8-58)
中9週〜半年(0-1-1-9)
半年以上(0-0-0-2)


前走まとめ
前走は阪神大賞典組が一番良い成績を残している。
連対馬20頭中18頭が前走重賞なので、中心は前走重賞に出走していた馬。
しかし、昨年は大阪ハンブルクC組がワンツー。

前走着順はやはり1着馬がダントツに良い成績を残している。
前走4着以下に負けていたで巻き返して連対した馬は5頭いるが
3頭はG1馬。長距離のG1勝ち馬は前走着順は不問。

また、前走着差で見てみると、1.0秒以上負けていた馬は苦戦傾向。
前走人気は1番人気が良く、10番人気以下は軽視。

間隔のデータも参考までに。
ナリタセンチュリーは昨年2月以来の長期休養明け。



天皇賞春まとめ
ディープインパクトの確勝ムードが漂っていますが、たとえ勝ったとしても
2着3着には意外な馬が飛び込んできそうな感じですね。

皐月賞でシックスセンス（12番人気）、菊花賞ではアドマイヤジャパン（6番人気）が
阪神大賞典でもトウカイトリック（5番人気）が2着した。


今回の天皇賞春もオイシイ人気薄がいるかもしれませんね。
ここ3年の好走した人気薄の傾向は前哨戦で大敗した長距離実績馬か
前哨戦以外の別路線組です。

そう考えると、
アイポッパー、アドマイヤモナーク、オースミグラスワン、
シルクフェイマス、チャクラ、トウカイカムカム、ビッグゴールドなども良いのかな…
なんて思ったりします。

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